ちいさなちいさな大事件

Top : Illustrated by みなと.

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※こちらはドラマ本編のネタバレを含むので、ドラマを聴いた上でどうぞご覧ください。

こんにちは、ボイスドラマ「ちいさなちいさな大事件」企画者の白鷺風羽です。
こちらをご覧になっている方は、おそらく本編を聴いてくださった方だと思うのですが、
いかがでしたでしょうか。
このページでは、各スタッフ・キャストの皆様やリスナーの皆様への私からのコメントや、
ちょっとした裏話を載せております。
どうぞ気になる方はまったりご覧ください。

*スタッフ・キャストのみなさまへのコメント&裏話*

◆絵師/みなと様◆

みなと様には可愛らしいイラストを沢山描いていただいて、本当に嬉しく思っています。 実はキャラクターイラストは全身画がありまして、全身のデザインから制作して頂いております。 ドルチェの服はカルマートのおさがりだったらいいな、なんてみなと様にも考えていただき、 二人の洋服はちょっと似た感じにもなっています。もう一度気になる方はキャラクターページをどうぞ! みなと様は参加される冬コミのイベントでも、「ちいさなちいさな大事件」のグッズを頒布してくださるとのことで、 本当に企画者として嬉しく思います。 自分の考えたキャラクターたちにイラストがつくというのは、感動の一つです。 丁寧に何度もコンタクトを頂きながら制作して頂いたこと、本当にありがたく思います。 その中で、みなと様とどんどん私自身仲良くさせていただくようになり、こんなに嬉しいことはありません。 耳やしっぽ、羽、といった獣の要素のはいったキャラクターたちばかりで、 私は特にそういった獣っぽいキャラクターが好きだったのですが、 みなと様のイラストは私のイメージ通りの可愛らしいものでした!本当にありがとうございました。

◆編集/井上響様◆

最近、企画をたてる、となるといつも編集でお世話になっている井上様。 ドラマ本編でも相変わらずの素敵な編集をみせてくださいました! キャストさんが決まった段階で、井上様にお知らせしたら「こんな豪華キャストで編集が緊張しちゃう!」なんて 言って頂き、色々とキャラクターが可愛いやらたくさんコメントを頂いて、 楽しくやりとりさせて頂きました。 お仕事も速く、予定よりもすばらしい速度で提出いただきました。 ゆっくりオマケページを制作しようとしていた最中に届いたので、かなり焦りましたが、 そんな風に努力の中からサプライズ的に早くしあげてくださったりするところ、本当にありがとうございます。 効果音やBGMも全てオマカセしてしまったのですが、 「1+1は?」の辺りなど、かなり笑わせていただきました。 あそこは私も好きなシーンなので、ちょっと気が抜けた演出にしていただき満足です! 本当にありがとうございました。

◆デザイン/かめのこわたし様◆

デザイナーとして、個人的にもかなりお世話になっております。 元々サイトデザインは私がしようと思っていたのですが、かめのこさんが声をかけてくださり、 そのお言葉に甘えた結果、一日でこのような素晴らしいサイトを制作してくださいました。すばらしい...! かめのこさんは私のことを本当の妹のように可愛がってくださるのですが、 デザインの要望として、可愛い・マスキングテープみたいな感じ・緑っぽい感じと、 かなりアバウトな要望にもニコニコと快く受けてくださり、形にして頂いて感激です。 こんぺいとう、は一つのキーワードだったのですが、 ロゴにはこんぺいとう要素も入っていてびっくりしました。 そもそも、ロゴまで作っていただけると思っていなかったので、何から何まで頭があがりません。 ドラマも楽しく聴いてくださったようで、かめのこさん自身も楽しんでとりくんでくださったこと、 とても嬉しいことです。本当にありがとうございました。

◆ドルチェ役/ししゃも様◆

ここからはCVの皆様の話です。ししゃも様にはドルチェをとても可愛く演じて頂きました。 当初NG集を作ろうかな、と思っていたものの、NGをくださる方が少なくて結局制作できなかったのですが、 ししゃもさまからはたくさんのNGを頂きまして、クスっと笑わせていただきました。 ドルチェを可愛い!と言っていただいたのですが、本当、ドルチェもししゃもさんも、どちらも可愛らしいです! 元気いっぱいでくるくる表情が変わるキャラクターだったのですが、とにかく可愛いの一言です。 主人公ということで、一話完結ではありますが、台詞がかなりありました。 その中でも丁寧に収録頂き、かわいらしいドルチェをたくさん聞くことができて嬉しかったです。 私はなんといっても最後の「みんなが大好きってこと!」の台詞がそれこそ大好きでした。 みんなから愛されるドルチェ、純粋な可愛らしさを演じていただいたこと、幸せに思います。 対応も早く、こちらとしても本当に助けられました! 本当にありがとうございました。

◆トーン役/兎多月かのん様◆

トーン役の方に台本を読んでもらったらどんな反応がくるかな、というのは選考結果発表時からわくわくしていたのですが、 兎多月様からは本当に「こんな結末だったなんて!(笑」と反応頂き、嬉しく思いました。 兎多月様はメールをくださるたびにとても沢山企画に関して書いてくださいまして、 一つ一つの言葉が私のやる気にもなりました。 トーンというキャラクターはわりとへなちょこで報われないのですが、 その中にも芯があって、頑張りやさんだったりして...結局空回りしてしまったところも本編ではあったのですが、 兎多月様の一生懸命なトーンは本当に愛らしく、それ以上に一生懸命さが伝わってきました。 「あわわわわ!」とかどもる台詞も、なんだか和みます。 パーティーを終えて帰ってきた辺りのトーンの、ちょっと落ち着いてドルチェと話せるようになった感じのある演技が、 特に好きでした!きっとパーティーではドルチェと頑張ってお話をしたに違いありません。 トーンの気持ちがじんわり伝わってくる演技でした。本当にありがとうございました。

◆カルマート役/Otoha様◆

口の悪いサバサバしたお姉さん、というのは実は私の中で憧れの女性像の一つで、 企画をたてるとつい、そんなキャラが生まれたりするのですが、 Otoha様のカルマートは優しくて厳しい、そんな素敵にお姉さまでした。 「可愛らしい声が多くて自分の声が心配」なんてことも言ってらしたのですが、 カルマートらしさ、本当によくでていましたし、他のCVの皆様ともマッチしていて素敵でした! カルマートは二番目に台詞が多いキャラで、ドルチェにとってはかけがえのない存在、ということが 過去回想のあたりからも分かるのですが、 おちゃめなところもあったりして、素敵というか、可愛らしさもあるお姉さんだなあと感じました。 私はソロとのやり取りのカルマートの「話をややこしくするな」とか、アッサリとソロをばしばし叩いちゃう辺りの、 ちょっと男勝り...というと変ですが、そういった場面の演技が好きでした。 ドルチェとの出会いの場面も好きで、「ほら、これだ!」とこんぺいとうを出すシーンは特に好きなシーンの一つです。 優しくてちょっとかっこよくて、ちょっと可愛い、そんな素敵にお姉さんでした。 本当にありがとうございました。

◆ソロ役/冬沙悠様◆

冬沙様のソロは本当にかっこよくて、なんてかっこいいソロ!とドキドキしてしまいした。 そんなソロですが、本編ではお分かりのようになかなか不憫な扱いをされてしまっております。 彼のカルマートへの愛はいつになったら届くのやら、心配なところですが、 コミカルな場面も、まじめな場面もソロらしく演じていただいてとても嬉しく思います。 ソロはなんといってもカルマートに二次会に誘われた場面の台詞が好きでして、 それ以外にも、序盤でカルマートに首をしめられたところなどは冬沙様のアドリブがかなり入っております。 アドリブがとっても素敵で、色々と採用させていただきました。 リテイク期間内に結構大変な注文をしてしまったのですが、きちんと提出頂いて感謝です。 CVでは唯一男性の方でしたが、浮くこともなく、自然体としてソロを演じて頂き、感激です。 不憫ではありますが、いざという時に頼りになったり、みんなを笑わせてくれたり... そんなカッコイイお兄さん。素敵でした。 本当にありがとうございました。

◆◆◆

ここまで読んでくださり、そしてドラマを聴いてくださったリスナーの皆様、ありがとうございました。
リスナーの皆様にも心からの感謝を。
元々私はシリアスな物語ばかりボイスドラマ化してきたのですが、
ほのぼのした世界観も自分の中にあって、今回、はじめてほのぼのとした台本を書いてみました。
一話でおさめる、というのにもちょっと憧れがあって初挑戦、
そして自分がちょこっとCVで参加するというのも初挑戦...と、
自分にとっても初めての試みが多い作品となりました。
ほのぼのの台本を書いていて、テンポはこれでいいかな、とか、わかりにくいところはないかな、とか
新鮮な気持ちで書けたと思います。
獣の人というのも大好きでして、また今回、ドルチェとカルマートはこんぺいとう職人なのですが、
この辺り、可愛い職業のイメージとしてわいたものでした。
こんぺいとうの練成、といっているように、
こんぺいとうは色々なものを混ぜて練成して作るという謎の技術で作っている設定です。
ドルチェが主人公ではあるのですが、
それぞれのキャラクターたちにもそれぞれの視点や物語があるので、
ドルチェだけでなく、他のキャラクターたちの生き様...というと大げさですが、
そういうことも想像していただけたら、こんなに嬉しいことはありません。

 

最後になりましたが、この企画に関わってくださった、スタッフ、キャスト、そしてリスナーの皆様に、
心より感謝申し上げます。
是非、思い出した時にはまたドラマを聞いていだければと思います。

 

それでは、たくさんの感謝をこめて。

 

企画者: 白鷺風羽